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TPPとは わかりやすく 子供にも デメリット [テレビ]

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TPPとは わかりやすく 子供にも デメリット

ISDという制度が入ったら危険です。

TPPのメリットが全部ふっとぶデメリットです。

子供にもわかりやすくまとめますと、

今は、国や県、市などの自治体の方が企業より強いです。

国や自治体が作ったルールの中で企業は競争しています。

けれど、ISDという制度がTPPで加えられたら、自由競争を阻害するルールを作っている国や自治体を企業が簡単に自由に訴えることが出来るようになります。

例えば、日本では水事業は自治体が運営していますが、自由競争を妨げている!民営化しろ!となり、

民営化した後に他国の企業に買収されたり競争で負けてつぶれ、その後、ものすごい金額に値上げされるかもしれません。

ボリビアでは、このようになり「水戦争」と呼ばれる大規模な抗議行動に発展しました。

自由競争になり、米や食料などが安くなれば消費者として見ればありがたいです。

けれど、国や自治体より企業が強くなったら環境汚染をする工場などが作られても誰も止めることが出来ません。

メキシコでは、環境汚染を理由に地元自治体が工場建設を止めたら北米自由貿易協定(NAFTA)違反に問われました。

そして、メキシコ政府が12億円の賠償金を払うことになりました。

前回、「子供にもわかりやすくTPPとは」と記載しまして、庶民にとって良いことメリットも書きましたが、このISDがTPPで入ることによってメリットも全てふっとぶ可能性があります。

国や市など自治体が簡単に訴えられるようになりますが、審理は非公開で、不服があっても上訴することができません。

アメリカにある世界銀行傘下の国際投資紛争解決センター(ICSID)で審理が行われ決定します。

自分の国ではない場所で分からないうちに決まったルールが生活にまで影響するなんて恐ろしいですね。

以上、TPPとは わかりやすく 子供にも デメリットでした。




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